煉瓦研究ネットワーク東京 フィールドワーク9 上野・荒川編1

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5月27日日曜日、第4回目となる『煉瓦研究ネットワーク東京』のフィールドワークは、13時に上野駅公園口をスタートして、最初の目的地である東京芸術大学へと向かった。

今回は上野をスタートして、荒川区の煉瓦遺構を巡るコースである。

途中京成線、都電荒川線を使いながら、延べ移動距離は13.7kmを実に5時間かけて巡った。

好奇心旺盛な仲間が集うと、なかなか目的地にたどり着かない。

芸大に向かう途中、芸大構内から移築された東京音楽学校奏楽堂の脇を抜け、

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旧上野公園駅の地上部分を眺め、

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こんな素敵な路地を抜けると、

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1929年(昭和4年)竣工の東京芸術大学陳列館にたどり着いた。

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陳列館の外層の煉瓦は、櫛でなぞったような目が入っている珍しいものだ。

陳列館の表に回ると、1888年(明治21年)に竣工した二重橋のドイツ製の飾燈と橋欄が展示されている。
これは、1962年(昭和37年)に架け替えられたときに外されたものだ。

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昨日アップした次の写真は、この飾燈の上部をアップで撮ったものだ。

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陳列館を後にして1919年(大正7年)に造られた煉瓦の門を入ると、今日案内いただく建築学科の先生にお出迎えいただいた。

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