前回の最後にアップした煉瓦造りの建物が、1918年(大正7年)に大阪窯業の煉瓦を使って建てられた塚本家の米蔵だ。

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大阪窯業の長沼工場から、焼きすぎた煉瓦を安く譲ってもらい建てられたと伝えられている。

片倉城址に近い国道16号に面して建っている米蔵は、現在は喫茶店として利用されている。

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往時の様子が、現代まで守り続けられている非常に貴重な建物だ。

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上の写真のドアを開けて中に入ると、期待に違わずすばらしい空間が広がっている。
日曜日とあってほぼ満員だったため、お店の中の写真は部分的にしか撮影できていない。

この米蔵は木骨煉瓦造りで、非常に立派な木材が使われている。

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室内にはJBLの目も飛び出すような高価なスピカーから軽音楽が流れ出しているが、目を引いたのは、壁のあちこちを利用して造られた棚に飾られているアンティーク模型エンジンだ。

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上の写真にあったエンジンは、いずれも1940年代のものだ。

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